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俺妹最終巻発売記念二次SSとかいろいろ報告とか byつむぎ日向

お久しぶりです!ホントにお久しぶりです。主宰のつむぎ日向です。

冬コミ後、まったく更新できずに申し訳ありませんでした。
そして、半年近く遅れてしまいましたが、冬コミではどうもありがとうございました。
なんと今年の夏コミにも受かりましたので、またどうぞお待ちしております。

私が演劇とバイト生活にのめり込んでいたら、いつの間にやら6月に。早い物です。
下の作品は、夏コミの準備もしつつ、気づけば俺妹の最終巻発売日。アニメ二期もいつも楽しく見ておりますが、こんな記念すべき日を逃せるわけもなく、日付が変わった直後に書き出し、1時間半くらいで書いた物です。(別に言い訳じゃないですよ)

いつも通りピクシブにも投稿しましたので、そちらも是非是非。
「「最後の聖戦」【俺妹二次】」/「つむぎ日向(@でんき部)」の小説 [pixiv]

では、また夏コミが近くなったら情報など上げていくので、その時にお逢いしましょう。

byうちのメンバーもっと更新してくれないかなーとか思う主宰、つむぎ日向


それでは、下の続きを読むから、最終巻記念SSをお楽しみ下さい。感想など、どしどしお待ちしています。

最後の聖戦


 2013年6月7日。
 これを貴方が読んでいるという事は、ついにその日が来たのね。
 長い長い戦いの末、辿り着いた一つの答えを示す日……私の、想いの結末を知る日が。
 フッフッフ、楽しみだこと……
「ちょっと、あんたいつまで中二ってんの?置いてくよ」
 そんな生意気な声で我に戻ると、既に皆は千葉駅の改札を通っていた。
 いつにもまして気合いを入れた服装の桐乃が、腰に手を当て私を待っている。
「わ、私を置いていくなんて、何を考えてるの!」
「あんたが遅いんでしょ!ずーっとブツブツ言っちゃってさ!」
「そ、それは、最後の聖戦のために……」
「はいはい、中二乙」
「あなたね!」
「まぁまぁ二人とも。もちつけ、でござるよ」
「「沙織は黙ってて!」」
 私と桐乃の間に割って入った沙織に、二人同時にそう怒鳴る。
「黙るのはお前らだ!」
 そんな私たちを、今度はもう一人がいつもの調子で怒鳴りつける。
「ったく。こんな日まで、ケンカしてんじゃねぇよ」
 京介はそう言いながらも、どこか楽しげだった。
 それもそのはず、
「お兄さん?今ご自分が置かれている状況が分かっていないんですか?」
「そうだよぉ~“しゅ・ら・ば”って奴なんだからさぁ~」
「きょうちゃん!もっと、びしっ!と、しなきゃだよ!」
「ハハ……はい」
 京介ハーレム勢ぞろいなのだから。
「おい、黒猫。誤解を生むようなモノローグ言ってんじゃねぇ!」
「あら?なにか間違っているの?……あぁ、そう言えば何人か足りないのかしら……たとえば……」
「もういい!わかった!わかりました!だから早く行くぞ!」
 話を強引に切りあげると、京介はさっさとホームに向かっていた。
 今日という日に、なぜこんな大勢で駅に来ているのかというと、理由は一つ。あの作品の最終巻をアキバで買うため。
 せっかくなのだしアキバに皆で行き、本を買おうと言い出したのは、いったい誰だったかしら。でも、誰もそれにノーとは言わなかったわ。
 その結果が、この大所帯でのアキバへの移動、というわけ。
「状況説明、ご苦労さまでござる」
「これもモノローグを読む者の宿命よ。それより、あなたのその格好も久しぶりね」
 沙織・バジーナは、最近では普通のお嬢様な格好をして会うことも多くなっていたけれど、今日は初めて会った時のそれだった。
 所謂オタクファッション。グルグル眼鏡にチェックのシャツをズボンにイン。リュックを背負い、中からはポスターが遥か天にはみ出ている。
「いやはや、やはりアキバへはこれしかあるますまい」
「ふっ、それもそうね」
「ちょっと二人とも!早く行かないと売り切れちゃうじゃない!」
 沙織とそんな話をしていると、今度は桐乃が割り込んできた。
「何を焦っているの?電車の時間までは、まだ余裕があるでしょう?」
「それはそうだけどさ……」
「どの道、昨日フラゲ発売している店舗も多いでござるし、もしかしたらもう売り切れているかもしれませんな。まあ、拙者たちは予約してますので、関係ありませんが」
「そんなー!店舗に並んでる所見たいじゃーん!ポップとかさ!」
「それもそうね。どれほど賑わっているか、楽しみなものだわ」
「賑わっているといえば、この千葉駅のモノレールも凄いでござるな」
「ステマ乙!そんなことより早く行こう!」
「わかったから、そんなに急かさないで頂戴。子供じゃあるまいし」
 そして私たちは、電車に乗って聖地秋葉原に向かった。




 それからしばらくして。
「ここがメイドカフェ~?なんか思ってたより普通じゃね?」
「もっと如何わしいお店なのかと思っていました」
「あのな、お前ら。店の中で普通にそんな事言ってんじゃねぇよ!」
 アキバにある、馴染のメイドカフェに全員で来ていた。席は、いつかのオフ会の席。最初の出逢いの席。でも今は、私の隣には桐乃。向かいには沙織がいる。
「ちょっとお兄ちゃん!私より先に読まないでよ!」
「わかってるよ。ってか、持ってるそれBL本だよな!?読まないよ、俺!」
「いや~まさかこんな大人数でアキバに来るなんてな!」
「これはこれで新鮮ですね」
 そして、私が良く知った顔たちも合流していた。
「でさ、これ……どうする?」
 桐乃が思いつめたように、テーブルの上に置かれた一冊を見て言った。
 さっきまでは意気揚々よしていたくせに、最後の最後で日和るなんて、なんともあなたらしいわ。
「いいわ。あなたから読みなさい」
「あんただって、声震えてんじゃん」
「そ、それは……もしかしてあなた、自信がないの?」
「自信?」
「ええ。最後にどうなるのかの運命……それに自信がないのでしょう?違った?」
「そ、そんなわけないでしょ!あんたこそ!」
「こら!お前らまた……」
 私たちの声に京介が割って入った。いつものように。
「ってかさ、あんたがとっとと結論出してくれてれば、こんな事にならなかったんじゃないの!?」
「えぇ!俺!?」
「それもそうね」
 桐乃の言い分にも一理あるわ。珍しく良い事を言ったものね。
「なんならここで、全てを白状してしまう?先輩」
「……白状って!?」
「この本の中身の話しよ」
「そ、それは……ってかよ、良く聞け二人とも」
 京介は私と桐乃のプレッシャーを押しのけて、そう改まってそう言った。BGMはもちろん、“通じ合えた心”かしら。
「確かにお前らの言うとおり、俺がウダウダやってたから、こんなことになっちまったんだと思う」
「わかってんじゃん。なら……」
「最後まで聞けって」
 桐乃に優しくそう言い、京介は続ける。
「でもさ、今までいろんなことがあったのって、結局良かった事ばっかりじゃねぇか。黒猫や沙織だけじゃない、ここにいる皆に出会えた。いろんな奴の知らなかった心を知れた。嫌なことも、頭にくることもあったけど、でも、全部あってよかったって思う。お前は違うのか、桐乃」
「そ、それは……」
「だからさ、俺はあの時あぁしてればなんて二度と思わない。この結末にも、後悔なんて微塵もない。だからさ、とりあえず読んでくれよ。俺の、俺たちの最後の話を」
「……う、うん」
 桐乃が京介の言葉に頷いたの見て、私は口を開いた。
「先輩。良い事言ってやったぜ、な顔をしているところ悪いのだけれど……」
「ん?」
「それとこれとは話が別よ」
「へ?」
「いいBGMと共にいい感じに話せば丸く収まると思わない事ね。そうでしょう、沙織?」
「まったくでござるな。イイハナシダナー、などと現実ではならないでござる」
「そうね。せっかくだし、今日は先輩の今までの恥ずかしい話でもして、盛り上がりましょうか?」
「お、おい、黒猫さん……?」
「賛成!」
「桐乃!?」
「あたし、こいつの恥ずかしいのなんていっぱい知ってるから!」
「私も負けるつもりはないわ。あなたの知らない濃密な時間があったのだから」
「お兄さんの恥ずかしい所なら、私たちもいっぱい知ってますよ」
「きょうちゃんの恥ずかしい所か~どれから話そうかな~」
「お、お前らなー!」
「諦めろ、高坂」
「……赤城?」
「これがハーレムを作った奴の末路だ。……みんなー俺も混ぜろー!二人でアキバ行った時の話しとかスゲーぞ!」
「それは男同士の秘密だろ!?」
「これはまさかの……BLエンドの可能性が!」
「お前はちょっと黙ってろ……」
 そんなふうに、今日もまた賑やかに騒がしく、だけれど楽しく過ぎていく。
 最後がどうなろうと私たちの日々は続く。決して、今日が最後などではない。私が望む限り、そして皆が望む限り、それは永遠に止めどなく。
 だから何も臆することはないのよ。悲しむことも、哀しむこともない。
 だって私たちは、どんな結末であっても、もう二度と壊れることはないのだから。
「ほら、次あんたの番よ」
「そうね……なら、初めてのデートをした時……」
「……もう勘弁してくれ」
 ふふっ。先に京介のライフが0になってしまいそうね。

 ――fin.
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